ガレージハウスに昭和の名車が収まっているとなんだか絵になる。
旧車を愛車として大切にされている方は意外に多い。
子供のころに憧れたあのクルマ。
若き日に苦労して買ったあのクルマ。
子供のころから家にあったクルマ。
昭和の時代を駆け抜けた名車たちと離れがたく、今も乗る続けているオーナー。
昭和の時代に活躍した名車に魅力を感じ、手に入れたオーナー。
壊れやしないのか?
突然止まらないのか?
お金もすごくかかるんじゃないのか?
そんな疑問を持つ人は多いのではないでしょうか。
オーナーの愛情が注がれたクルマ。
自動車大国と聞いて、真っ先に思い浮かぶ国は、日本、それともドイツ。
どちらの国も、自動車分野ではテクノロジーも最先端であり、世界的にも大きな地位を確立しています。
ドイツ人にとってクルマは日本以上に身近で必要不可欠なもの。
ドイツの自動車保有率は63%。
単純に考えれば国民の2人に1人がクルマを所有している計算になります。
ドイツではモノに対して『いいモノを長く使う』という精神文化が根付いている。
これはクルマに対しても同じで、1台のクルマを長く乗る傾向にあります。
1台を長く乗るのであれば、当然何年、何十年の間にはガタはくるものです。
ドイツと日本ではどう対応するか。
エンジンマウント、タイミングベルト、ウォータポンプやブレーキパッド。
このような消耗品でさえ日本では替えないまま売却ということもあります。
トラブルが起こった=壊れたから使えない、という考えではなく、あくまでも消耗品が劣化したのだから取り替えればいいだけの話、という考えなのがドイツ人。
クルマ自体が消耗品。
使えば使うほどガタはくるもの。
ガタがきたときにドイツ人はそれを簡単に捨てることはしないのです。
いくらでも部品を取り替えてあげれば、また乗れる。
そして、日々のメンテナンスを怠らなければ、いくらでもクルマを長生きさせることはできる。
ドイツ国民がそれぞれ1台を大切に長く乗ることで、世には古い車が残っている。
走行距離が10万㎞超え、登録してから15年以上経ったクルマ。
ドイツでは珍しくありません。
ドイツ国内では現在、製造30年を超えている旧車は約50万台も存在しており、そのうち60%はいまだに現役で乗られています。
それほど多くの旧車が活躍している理由は、ドイツ人たちの徹底したメンテナンス文化なんだと思います。
ドイツの『いいモノを長く使う』文化は素敵だ。
旧車を大切に乗り続けるオーナーも素敵でカッコイイ。
自分の大好きを詰め込んだ、ガレージハウス。
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